公害防止に関する協定の解説


碧南市公害防止指導基準


1 設置の目的

工場、事業所等(以下「工場等」という。)が新築、増築、改築等をする場合、その事業活動に伴って生じる大気汚染、水質汚濁、土壌汚染、騒音、振動、地盤沈下、悪臭等の公害を防止し、環境への負荷を低減することにより、市民の健康を保護し、及び生活環境を保全するために必要な指導基準を定める。

2 適用対象工場等

碧南市の臨海部で新築、増築、改築等を行う工場等とする。

3 適用基準

適用対象工場等が守るべき公害防止指導基準(以下「指導基準」という。)のうち、排出に係る基準は別表の1から5とし、緑化基準は別表の6とする。

4 公害防止協定の締結

適用対象工場等のうち、臨海部へ工場等を新築する場合は、指導基準に基づき公害防止計画書を作成し、碧南市と公害防止協定を締結するものとし、増築、改築等を行う適用対象工場等は公害防止計画書の変更を行うものとする。
なお、既設の適用対象工場等の譲渡の場合は、公害防止協定の取扱について碧南市と協議しなければならない。

5 施行の時期

平成26年1月1日より施行する。

別表


1 大気


(1)硫黄酸化物

(許容限度)

基準値(K値) 燃料中の硫黄含有率(重量%) ※注1 備考
国の基準 県の基準 市の
基準
県の
基準
市の基準




最大燃料使用量 %
1.75 3.5 1.75 3.5 1.17 0.8
以下
100L/H未満 0.6 煙突の
高さを
15m以上
とする。
100〜200L/H未満 0.3
200〜300L/H未満 0.2
300〜400L/H未満 0.15
400〜500L/H未満 0.12
400〜500L/H未満 ※注2

※注1:排煙脱硫装置を設置する施設は除く。
※注2:燃料中の硫黄分0.10%以下又は、総量規制値の80%以下のいずれか厳しい基準とする。


(2)窒素酸化物

大気汚染防止法の基準の75%以下とする。

(3)ばいじん

大気汚染防止法の基準の名古屋地域特別排出基準以下とする。


2 水質


(1)一般排水基準

(許容限度)

項目 基準値 備考
国の基準 県の基準 市の基準
水素イオン濃度(pH) 5.8〜8.6 - 5.8〜8.6 海域以外の公共用水域に
排出されるもの
5.0〜9.0 - 5.0〜9.0 海域に排出されるもの
生物化学的酸素要求量(BOD)(mg/L) 160(120) 25(20) 10  
化学的酸素要求量(COD)(mg/L) 160(120) 25(20) 10 ※注3
浮遊物質量(SS)(mg/L) 200(150) 30(20) 10  
ノルマヘキサン抽出物質含有量(油分)(mg/L) 5 2 2 鉱油類含有量
30 10 10 動植物油脂類含有量
フェノール類含有量(mg/L) 5 1 1  
銅含有量(Cu)(mg/L) 3 1 1  
亜鉛含有量(Zn)(mg/L) 2 - 1  
溶解性鉄含有量(Fe)(mg/L) 10 10 3  
溶解性マンガン含有量(Mn)(mg/L) 10 10 5  
クロム含有量(Cr) (mg/L) 2 - 1  
ふつ素含有量(F)(mg/L) 15 - 15  
大腸菌群数 3,000 - 3,000 日間平均 個/㎤
カドミウム及びその化合物(Cb)(mg/L) 0.1 - 0.01  
シアン化合物(CN) (mg/L) 1 - 0.1  

有機燐化合物(バラチオン、メチルバラチオン、メチルジメトン及びEPNに限る)(mg/L)

1 - 0.1  
鉛及びその化合物(Pb)(mg/L) 0.1 - 0.1  
六価クロム化合物(Cr+6)(mg/L) 0.5 - 0.3  
砒素及びその化合物(As)(mg/L) 0.1 - 0.01  
水銀及びアルキル水銀その他の水銀化合物(Hg,R-Hg)(mg/L) 0.005 - 0.0005  
アルキル水銀(R-Hg)(mg/L) 検出され
ないこと
- 検出され
ないこと
 
PCB (mg/L) 0.003 - 0.0005  
窒素含有量(N)(mg/L) 120(60) 30 30  
燐含有量(P) 16(8) 4 4  
トリクロロエチレン(mg/L) 0.3 - 0.3  
テトラクロロエチレン(mg/L) 0.1 - 0.1  
ジクロロメタン(mg/L) 0.2 - 0.2  
四塩化炭素(mg/L) 0.02 - 0.02  
1,2-ジクロロエタン(mg/L) 0.04 - 0.04  
1,1-ジクロロエチレン(mg/L) 0.2 - 0.2  
シス-1,2-ジクロロエチレン(mg/L) 0.4 - 0.4  
1,1,1-トリクロロエタン(mg/L) 3 - 3  
1,1,2-トリクロロエタン(mg/L) 0.06 - 0.06  
1,3-ジクロロプロペン(mg/L) 0.02 - 0.02  
チウラム(mg/L) 0.06 - 0.06  
シマジン(mg/L) 0.03 - 0.03  
チオベンカルブ(mg/L) 0.2 - 0.2  
ベンゼン(mg/L) 0.1 - 0.1  
セレン及びその化合物(mg/L) 0.1 - 0.1  

数値は最大値とする。ただし、( )については、日平均値とする。
※注3:総量規制適用工場等であれば、その規制値の90%以内とする。


(2)生活排水

生産活動に伴う工程排水が無く生活排水のみである場合は、合併浄化槽を設置し一般排水基準にかえて以下の基準を適用する。

(許容限度)

項目 基準値 備考
国の基準 県の基準 市の基準
水素イオン濃度(pH) - - 5.8〜8.6 海域以外の公共用水域に
排出されるもの
- - 5.8〜9.0 海域に排出されるもの
生物化学的酸素要求量(BOD)(mg/L) - - 20(15)  
化学的酸素要求量(COD)(mg/L) - - 20(15) ※注3
浮遊物質量(SS)(mg/L) - - 25(20)  
ノルマヘキサン抽出物質含有量(油分)(mg/L) - - 10 動植物油脂類含有量

3 騒音


(許容限度) 単位:デシベル

地域の区分 県の基準 市の基準
昼間 朝・夕 夜間 昼間 朝・夕 夜間
8時〜
19時
6時〜8時
19時〜22時
22時〜
翌日6時
8時〜
19時
6時〜8時
19時〜22時
22時〜
翌日6時
第1種低層住居
専用地域
第2種低層住居
専用地域
第1種中高層住居
専用地域
第2種中高層住居
専用地域
45 40 40 45 40 40
第1種住居地域
第2種住居地域
準住居地域
50 45 40 50 45 40
近隣商業地域
商業地域
準工業地域
65 60 50 65 60 50
工業地域 70 65 60 65 60 55
工業専用地域 75 75 70 70 70 65
その他の地域 60 55 50 60 55 50

4 振動

(許容限度) 単位:デシベル

地域の区分 県の基準 市の基準
昼間 夜間 昼間 夜間
7時〜20時 20時〜翌日7時 7時〜20時 20時〜翌日7時
第1種低層住居専用地域
第2種低層住居専用地域
第1種中高層住居専用地域
第2種中高層住居専用地域
65 55 60 55
第1種住居地域
第2種住居地域
準住居地域
65 55 65 55
近隣商業地域
商業地域
準工業地域
65 60 65 60
工業地域 70 65 70 65
工業専用地域 75 70 70 65
その他の地域 65 60 65 60

5 悪臭


単位:臭気指数

規制地域の区分 第1種地域 第2種地域 第3種地域
敷地境界線(1号基準) 12 15 18
気体排出口(2号基準) 悪臭防止法施行規則第6条の2に定める方法により算出 ※1
排出水(3号基準) 28 31 34

※1: 敷地境界以外の着地地点において1号基準以下になるために、気体排出口において満たさなければならない値。


(碧南市全域)

第1種地域第1・2種低層住居専用地域、第1・2種中高層住居専用地域、
第1・2種住居地域、準住居地域、近隣商業地域
第2種地域商業地域、準工業地域、工業地域、丸山町1丁目市街化調整区域の一部
卸売業資本金1億円以下、または従業員100人以下
第3種地域商業地域、準工業地域、工業地域、丸山町1丁目市街化調整区域の一部

【参考】
〈臭気指数の算定方法〉
「臭気指数」は、問題となるにおいのついた空気や水をにおいが感じられなくなるまで薄めたときの希釈倍率「臭気濃度」から次式により算定します。
臭気指数 = 10 × log10(臭気濃度)

〈臭気濃度と臭気指数の関係〉

臭気濃度(希釈倍率)10163264100
臭気濃度(希釈倍率)1012151820

6 緑化


工場立地法に準じ敷地面積の5%以上の緑化を行う。工場立地法に準ずる緑地とするが、できるだけ高木を主体としたものとすること。

7 その他指導基準

この指導基準に定めのない項目については、国及び県の規制基準によるものとする。

8 測定・報告

公害防止協定締結事業所は、公害防止計画書内に記載のある上記基準を守っているか測定し、報告すること。


ファイルイメージ

様式はこちら

9 施設の増設等をする場合

公害防止協定締結事業所で、施設の設置、増設、撤去等をする場合は、碧南市に事前協議をしてください。


ファイルイメージ

様式はこちら


お問い合わせ

環境課 環境保全係
電話 0566-41-3311 内線395・396
E-Mail kankyoka@city.hekinan.lg.jp